NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
馬柱の着順を見てもわかるとおり、重賞にしてはやや低調なメンバー。その中にあって唯一重賞を勝っているのがサカジロゴーゴー。3走前のゴールドウィング賞では、3コーナー過ぎで2番手上がったところで勝利を確信。続くラブミーチャン記念は断然人気を背負って早めに先頭に立ったことで勝ち馬から目標にされての2着。そして前走のセレクトゴールドはスタートで隣の馬と交錯するような感じで最後方からのレースとなり、徐々に位置取りを上げたものの中団まで押し上げたあたりで前のペースも上り、そのまま見せ場をつくることができなかった。ペースが落ち着く1600メートル戦に戻れば力を発揮できるはず。
相手筆頭はキニナルーイ。門別、金沢、佐賀と渡り歩いた9戦目で初勝利を挙げたあと名古屋に移籍して2連勝。ようやく発揮するようになった本来の力はまだ底を見せていないといってよさそうだ。
ベッロポモドーロは北海道未勝利から転入して1、2、1着。今回は一気の相手強化だけにどこまでやれるか。
門別で2勝を挙げ、園田で3戦して名古屋に転入初戦となるワタシヲミテネ、ここまで4勝を挙げているメガホワイティらは変わり身があれば上位争いも。
ところでこのレース3頭出しの角田輝也厩舎の馬に◎◯△という印をつけた。12月28日現在、角田調教師は今年231勝を挙げ、高知の雑賀正光調教師に3勝差で全国トップ。このまま逃げ切れば2009年以来6年ぶりの地方全国リーディングとなる。
◎9サカジロゴーゴー
◯3キニナルーイ
▲2ベッロポモドーロ
△10ワタシヲミテネ
△1メガホワイティ
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