NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
北海道から遠征のクリーンエコロジーは、年明けまで中央芝のオープンで活躍。門別に移籍しての初戦は、アウヤンテプイがまだ仕上がり途上だったとはいえ、中央時代にはほとんど実績のなかったダートで競り負かした。JpnIIIの北海道スプリントカップはさすがに上位には食い込めなかったが、8月にはエトワール賞を快勝している。かならずしも得意ではないダートでもそれなりの結果を残しているだけに、今回、久々の芝の短距離戦で、その実力を存分に見せつける。
地元勢ではエーシンシャラク。桂樹杯の5着はやや距離が長かった印象だが、盛岡の芝1000メートルでは、7月のOROスプリント特別を勝って、前走トライアルのハーベストカップでは直線よく追い込んで2着。内枠から好位につければチャンスはある。
川崎のカネトシディオスも中央時代は芝のオープンで入着の実績。前走もOROカップに出走していて3着。南関東では1200メートルの重賞でスピード競馬を経験しているだけに、むしろこの距離での上積みに期待したい。
トライアルのハーベストカップを逃げ切ったのがエゴイスト。中央時代はデビュー戦で一度だけ芝を経験(4着)しただけで、前走はそれ以来の芝だった。さすがに今回は他地区からの遠征馬もいて、前走のような楽な逃げにはならないのではないか。
ハーベストカップは3着だったものの、盛岡芝1000メートルは4戦2勝、2着1回というケイアイアストン、中央で短距離の芝オープン勝ちがある大井のインプレスウィナーあたりにも注目したい。
◎13クリーンエコロジー
○1エーシンシャラク
▲4カネトシディオス
△3エゴイスト
△12ケイアイアストン
△11インプレスウィナー
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