NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
この開催では、A1・A2の混合で、1800メートル戦がこの池田湖賞、そして1400メートル戦の尾鈴山賞が翌日に組まれているが、ともに5頭立てという少頭数での争いになった。
エーシンユリシーズは、兵庫から転入後2、1、1着。特に前走カンナ賞は4番手から向正面でひとまくり。3コーナーで先頭に立つと、あとは後続を寄せ付けずという一方的なレースぶりだった。転入後は1400メートル戦しか使われていないが、兵庫では1700メートルのA1特別で勝ち負けをしていたという実力なら、このメンバーでは力が抜けている。
ジェットヴォイスは、2013年12月以降勝ち星から遠ざかっていて、近走でも勝ち馬から1秒以上の差をつけられての敗戦続き。しとはいえ、中島記念、九州大賞典、吉野ヶ里記念などS1の重賞に出走した経験がある。かつては中距離を中心に使われており、逃げ馬もいないことから、5頭一団で進んで、あっと言わせる場面を期待したい。
大村湾賞で3着のホーマンベルウィン、4着のシゲルケンシンは、ともに距離延長がどうか。中央時代に中距離を中心に使われていたホーマンベルウィンを上にとった。
◎3エーシンユリシーズ
◯5ジェットヴォイス
▲1ホーマンベルウィン
△2シゲルケンシン
池田湖賞の出走表はこちら