トライアルのかきつばた賞で1、2着だったモズ、ヒラボクビクトリーがここでも中心と見る。そのかきつばた賞では、逃げたモズに対して、中団よりうしろからの追走となったヒラボクビクトリーが3コーナーで並びかけた。しかし直線を向いて再びモズが前に出てそのまま振り切った。うしろからマークされながらも直線でもうひと脚使っているモズの底力に期待。前走みちのく大賞典はコミュニティに10馬身差をつけられての2着だったが、むしろそこを使われたことで、今回はさらに上向きと見る。
中央準オープンから船橋を経由して転入したヒラボクビクトリーは、水沢のダートでは2秒以上の大差をつけられての敗戦ばかりだが、盛岡の芝では一変。まさに芝専用だ。かきつばた賞ではモズに振り切られたが、この距離なら展開次第で逆転の目はある。
芝専用といえばオールマイウェイも。昨年はかきつばた賞を制して、せきれい賞は大井のカリバーンが強い競馬をしたこともあって3着。その後骨折による長期休養があり、復帰した今シーズンはダートで2戦惨敗だが、調教代わりと考えれば、待望の芝で実力発揮ということは考えられる。
3歳のレジェンドロックも芝でこそ。前走オパールカップは南関東からの遠征馬に先着されての3着だったが、そのときの走破タイムは、ヒラボクビクトリーのOROターフ特別の勝ちタイムより速いもの。古馬との2キロ差を生かせば、あっと言わせる場面はあるかもしれない。
かきつばた賞3、4着のイグゼキュティヴ、ユウキソルジャーも、ともに中央では芝を中心に使われていただけに、一発の可能性は秘めている。
◎4モズ
◯5ヒラボクビクトリー
▲8オールマイウェイ
△3レジェンドロック
△12ユウキソルジャー
△1イグゼキュティヴ
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