グランダム・ジャパン3歳シーズンもラス前。目下ポイントトップのトーコーヴィーナスがもしここを勝てば29ポイント。最終戦の関東オークスJpnIIでは、暫定2位のホレミンサイヤ(15pt)には2着以上でトーコーヴィーナスが出走しない場合に限って逆転の可能性が残されているが、それ以外の上位馬は1着にならないと逆転優勝はなくなる。トーコーヴィーナスは、このあと、その関東オークスか兵庫ダービーかという選択になるようだが、ここを勝てば昨年のトーコーニーケに続いて3歳女王という可能性はかなり高いといってよさそうだ。
相手探しは難しい。何度も書いていることだが、実力断然の馬がいる場合、相手候補の馬たちにとっては真っ向勝負で負かしにいけば惨敗という可能性もあり、着狙いの馬が台頭ということがあるからだ。高知のプリンセスボーラーは、佐賀のル・プランタン賞ではユズチャンの1馬身差に食い下がって2着。3着には大差をつけた。その実力なら、ここでも2着争いに加われる。ここで4着以上ならグランダム・ジャパンのポイントで2位につけられる。
ジョウショーエガオは中央未勝利から転入しての3連勝はいずれも楽勝。ただ距離経験が1400メートルまでしかなく、距離への対応がカギとなる。
船橋から遠征のハッピーリーベは、前走浦和の3歳二組戦を7番人気で逃げ切って南関東で2勝目。それで力をつけていればだが、それまでの成績を見る限りではあまり強くは推せない。
ドラマクイーンは年明け6戦して4連対。重賞初挑戦となる今回は一気の相手強化だが、相手なりに走るという可能性はある。
◎12トーコーヴィーナス
◯2プリンセスボーラー
▲3ジョウショーエガオ
△4ハッピーリーベ
△5ドラマクイーン
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