
A1・A2混合による1750メートルのS2重賞。
ここ2戦の1400メートル戦で惜敗しているコパノエクスプレスだが、昨年末には中島記念で2着の快走があり、2月の嘉瀬川賞ではマイネルパルフェを下していた。さらに他地区から有力馬が遠征してきたはがくれ大賞典は5着。今回A2格付けで55キロでの出走というのも有利で、登録のあったプルーフポジティブが回避してというメンバーならチャンス大だ。
マイネルパルフェは、年明け後7戦して6連対。しかもそのうち6戦が1750~2000メートル戦。前々走の六角川賞ではプルーフポジティブの4着惨敗だったが、前走菊池川特別では、逃げたプルーフポジティブを早めにとらえて2馬身差をつける完勝。コパノエクスプレスを目標にどんなレースを見せるか。
大井から転入後勝ち星に恵まれていないセイリオスだが、近走は佐賀記念やはがくれ大賞典など強力な遠征馬相手のレースを除けば堅実に掲示板を確保。前走ではマイネルパルフェ、プルーフポジティブと差のないレースをしており、ここでも上位争いに食い込んでくる。
ドリームゴスペルは1年以上の休み明けとなったここ2戦こそ惨敗だが、中央から転入後の昨年ははがくれ大賞典での惜しい2着を含めて3戦3連対。距離延長のここで復活なるかどうか。
マイネルパルフェとものそれほど差のないレースをしているブライトポジーや、かつてS2重賞での上位常連だったマイウエイらも連下争いなら。
◎6コパノエクスプレス
○3マイネルパルフェ
▲9セイリオス
△7ドリームゴスペル
△5ブライトポジー
△2マイウエイ
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中央未勝利からの転入初戦でいきなりスペクトルを負かして驚かされたシークロム。一時的に移籍したホッカイドウ競馬の3歳一冠目・北斗盃では、勝ったオヤコダカに7馬身離されたとはいえ、それでも2着と好走。こんかい、芝は初めてになるが、スペクトルやロールボヌール不在のここでは能力が抜けている。
焦点は相手探しとなりそう。いまだ1勝のみというトーホクライデンだが、ここまで14戦してすべて5着以内。出走した重賞4戦はすべてスペクトルと走って2着2回に3着、4着。芝はデビュー戦で4着があるだけだが、芝での実績馬がいないというメンバーだけに、近走ずっと使われているマイル戦なら力を発揮する。
レジェンドロックは約5カ月ぶりの復帰戦となったスプリングカップでは2番人気に支持されたものの7着大敗。叩き2戦目で、2歳時に盛岡芝1600メートル戦でスペクトルに半馬身差の2着と迫った実績があるだけに、一発を期待するならこの馬。
中央で芝の経験があるコスモノビリスは、岩手転入後はシークロムとスペクトルにしか先着されていないだけに、ここでも連下争いでは有力な1頭。
シーキングザライトは、やまびこ賞ではスペクトルに大きく離されての3着だったが、中央の芝の新馬戦で5着があり、芝での変り身という可能性はある。
◎6シークロム
○11トーホクライデン
▲5レジェンドロック
△2コスモノビリス
△10シーキングザライト
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