コーリンベリーの前走コーラルステークスは、道中5番手あたりの好位を追走し、直線を向いて追い出されると、1頭だけ際立った脚色で抜け出しての完勝。牡馬相手に55キロを背負ってのもので、今回52キロというのはいかにも恵まれた。2走前のフェブラリーステークスGIでも、着順こそ10着だが勝ち馬からコンマ5秒差。GIII/JpnIII勝ちまでというメンバーなら十分勝負になる。
レーザーバレットもこのメンバーで別定54キロは有利だ。前走京葉ステークスが4コーナー最後方からの大外一気。直線の短い名古屋でその末脚が生かせるかどうかだが、これまでにも好位追走というレースも少なくなく、流れが落ち着く地方の1400メートル戦なら早め早め展開から直線で抜け出しを狙う。
メイショウコロンボは、オープンから地方のダートグレードを3連勝中。コーナーを4つ回る地方の1400メートル戦は2走前の園田で経験し、名古屋コースも前走で経験済み。アジアエクスプレスをゴール前で振り切ってというレースぶりも見事だった。今回は先行タイプが揃っているだけに楽に逃げさせてもらえるかどうか。
地元のトライアル東海桜花賞では、兵庫から遠征のエナエビスが、地元のピッチシフターをハナ差でしりぞけた。とはいえ、地の利もあり、ダートグレードの経験豊富なピッチシフターに期待する。
兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでメイショウコロンボの2着だったジョーメテオも展開次第では上位食い込みのチャンスはありそう。
エーシンビートロンは、コーラルステークス9着後、短期放牧明けでどこまで仕上がっているか。
◎4コーリンベリー
◯1レーザーバレット
▲9メイショウコロンボ
△11ピッチシフター
△7ジョーメテオ
△5エーシンビートロン
△3エナエビス
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