NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
B級馬による1750メートルのS2重賞。
目下5連勝中のキョウワカイザーは、前走佐賀弥生賞でも2番手追走から3〜4コーナーで先頭に立つと、直線ではまるで他馬を子供扱いのような感じで楽勝。B級同士では器が違う。
キョウワカイザーにとって既存勢力は勝負付けの済んだ相手がほとんど。であれば、相手は中央から転入初戦となる2頭。リフトザウイングスは、ダート経験は1戦のみでしかも惨敗。とはいえ1000万条件で3走前に好走の4着があり、このクラスに入れば能力は高い。距離的なことで問題はなく、あとは佐賀のダートがこなせれば勝ち負けになりそう。
オウケンイチゲキはデビューからダートを使われてきて、2012年の3歳時に未勝利から500万下を連勝。休養があっての4歳以降は2桁着順が続いて精細を欠き、前走も9着で勝ち馬から1秒6も離されていた。ただクラス的には通用して不思議はない。
B級のS2重賞では上位入線も、いずれもキョウワカイザーには差をつけられているダイワボルドー、同じくB級のS2重賞では堅実に上位には来るものの、なかなか勝ち切れないエイシンガリレイらが連下候補。
◎6キョウワカイザー
◯5リフトザウイングス
▲2オウケンイチゲキ
△9ダイワボルドー
△4エイシンガリレイ
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