NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
黒船賞JpnIIIで地元の期待を背負って果敢に逃げたサクラシャイニーが中1週で出走してきた。兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで3着という実績もあり、地元でこの距離なら抜けた存在。
ファイアーフロートは、昨年夏には重賞3連勝と勢いがあった。その後、その勢いを失ったわけではなく、JBCクラシックJpnIはさすがに相手が強く、高知県知事賞は距離的なことなど敗因ははっきりしている。1番人気に支持された黒潮スプリンターズでの5着は期待外れだったが、続く前走のA-1特別は5馬身差の圧勝。今回はあらためて力を示す舞台だ。
一発あればワールドブルー。中央から転入後は最下級条件からのスタートとなり、15戦11勝、2着2回、3着2回。前走でようやくB級に上がったが、その1400メートル戦(重)での勝ちタイムが1分29秒7で楽勝なら、いきなり重賞でも通用する可能性はある。
黒潮スプリンターズカップを制したマウンテンダイヤに△の印しかつけられないというのは、それだけ層が厚いということ。
重賞ではやや足りないナムラハンターだが、A-2では強いレースをしているだけに、展開ひとつでという可能性はある。
◎1サクラシャイニー
○3ファイアーフロート
▲4ワールドブルー
△6マウンテンダイヤ
△2ナムラハンター
御厨人窟賞の出走表はこちら