NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
B級馬による1400メートルのS2重賞で、この開催では28日に同じB級馬による1800メートルの佐賀弥生賞も行われる。
シゲルケンシンは、中央1000万下から転入して2連勝。前走、今回と同条件の春望賞は、4番手追走から3から4コーナーで楽に先頭を捕えると、直線突き放して完勝。このクラスならまだまだ余裕と思える勝ち方だった。
相手にも2連勝中のマンハッタンヘンジ。こちらは中央未勝利から転入し、1750メートル戦では2戦連続して見せ場がなかったが、1400メートルに距離短縮されて2連勝。この馬も後続を寄せつけずという勝ち方で、しかし今回は2カ月半ぶりの実戦でどれだけ力を発揮できるか。
バカニシナイデヨは、12月の師走賞ではマンハッタンヘンジに5馬身+クビ差で3着があり、前走春望賞では直線伸びたもののシゲルケンシンに2馬身差の2着。上記2頭とはちょっと差がありそうなレース内容だが、兵庫から転入して今回が5戦目。徐々にレースぶりはよくなってきている。
中央から転入初戦となるエアウィーバーは4カ月ぶりの実戦でどうか。春望賞でバカニシナイデヨにゴール前でとらえられて3着だったリリーも馬券圏内なら。
◎9シゲルケンシン
○4マンハッタンヘンジ
▲2バカニシナイデヨ
△11エアウィーバー
△6リリー
すみれ賞の出走表はこちら