NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
今開催は佐賀記念JpnIIIがあり、残ったA1級馬と希望投票のA2級馬による混合の1800m戦。
バルーンは前走鶴見岳賞で3着。勝ったプルーフポジティブは別格として、3コーナーでは前をとらえに行く積極的な競馬で、転入初戦の九州オールカマーよりはずっといいレースをしていた。転入3戦目の慣れと上積みを期待したいところ。
メンバー中もっとも安定株はマイネルパルフェ。昨年中央から転入して以降、A2以上のクラスで19戦して3着以内を外したのはわずか4回。S1重賞でも掲示板を外していないという実績だけに能力上位は間違いない。
アルフェロアは、九州オールカマーはバルーン(6着)に先着しての3着で、続く前走の節分賞(A2)では、その後佐賀記念に出走したコパノエクスプレスに離されはしたものの2着を確保。中央500万下からの転入だが、レースぶりは良くなってきている。
巨漢馬クリーンの前走鶴見岳賞は5着。南関東でもオープン勝ちの実績があり、転入2戦目での変わり身があれば上位争いに食い込んでくる可能性はある。
シゲルカイチョウは、前走球磨川賞3着が、転入後初めて好走といえるレースを見せた。今回、最内枠に入り、ほかにハナを主張する馬もいなさそうなだけに、マイペースの逃げに持ち込めば上位に粘る可能性はある。
◎4バルーン
◯2マイネルパルフェ
▲9アルフェロア
△5クリーン
△1シゲルカイチョウ
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