ティープリーズは、園田に遠征した園田プリンセスカップでトーコーヴィーナス相手にあわやの2着があり、そして地元では3戦行われる2歳馬の準重賞3戦を完全制覇。いよいよ重賞制覇かと期待されたライデンリーダー記念は、先に抜け出したマルヨバナーヌをとらえきれず2着という結果。今回、重賞初挑戦の好調馬との力関係がどうかだが、実績的にもここは何としても勝っておきたいところ。父アジュディミツオーにとっても産駒の重賞初制覇がかかっている。
ともにまだ底を見せていないという成績のハナノパレードとブラックスキャットが12月19日の若獅子特別で2度目の対戦。前回の対戦ではハナノパレードが勝っていたため1番人気になったが、今度は直線2頭の叩き合いとなってブラックスキャットが半馬身差で先着。とはいえハナノパレードは単騎で逃げたレーヌフェアリーをみずからつかまえに行かねばならず、対するブラックスキャットは、それを目標にという展開的なところもあった。ゆえに今回もハナノパレードを上位にとる。ハナノパレードは、ラブミーチャン記念で2着があったメモリードルマンを2走前に3馬身差をつけて勝っているだけに、重賞を勝てる能力はあると見る。ブラックスキャットも乗替って2連勝の岡部誠騎手が今回も引き続き手綱をとるだけにチャンスは十分。
ラブミーチャン記念でティープリーズ(5着)に先着しての2着だったメモリードルマンは、あらためて実力が問われる一戦。
金沢から遠征のベニバナオンリーは、中央から転入後一方的なレースばかりで3連勝中だが、対戦している相手が上級クラスというわけではないので、重い印まではつけられない。
レモンホープは、北海道では勝利を挙げることはできなかったが、ここにきて2連勝と素質開花という可能性はある。
◎2ティープリーズ
◯5ハナノパレード
▲1ブラックスキャット
△7メモリードルマン
△4ベニバナオンリー
△3レモンホープ
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