NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
重賞にはなかなか手が届かないティープリーズだが、笠松の2歳の準重賞は3戦すべて勝利。重賞を勝っていないとはいえ、ラブミーチャン記念やプリンセスカップで先着されたのはほとんどが他地区の馬たち。今回はほとんどが勝負付けの済んでいる相手だけに、いよいよ重賞制覇のチャンスが巡ってきたか。もし勝てばアジュディミツオー産駒の重賞初勝利ということにもなる。
ワールドウェーブは、金沢から転入初戦のジュニアキングではティープリーズにアタマ差まで迫っての2着。前走減っていた馬体重を戻していれば、逆転の目もあるかもしれない。父が現役時代に帝王賞でアジュディミツオーと名勝負を演じたカネヒキリということでも興味深い対戦だ。
カツゲキグロリアは、秋風ジュニアでティープリーズのクビ差2着があり、9月26日のJRA認定競走で2勝目を挙げた。ただ、ゴールドウィング賞が出走取消だっただけに、3カ月ぶりの実戦となるのがどうだろう。
マルヨバナーヌは、デビューから10戦してそのうち8戦が3着以内と安定した成績。準重賞の2戦では、いずれもティープリーズの3着だった。その内容からは逆転まではどうか。
ユーセイシリウスはここまで5戦して2勝2着2回という成績だが、2走前のJRA認定競走ではマルヨバナーヌに3馬身離されての2着、ジュニアキングは5着と、ここにきて一時期ほどの勢いは感じられない。再び調子が上向いてくれば。
◎2ティープリーズ
○7ワールドウェーブ
▲8カツゲキグロリア
△6マルヨバナーヌ
△3ユーセイシリウス
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