NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
いよいよ古馬によるシーズン最後の大一番、中日杯。心配なのは天気だ。開催延期が2週続き、そして中日杯当日も今のところ雪予報。なんとか無事にと願いたいところ。
北國王冠に続いて、今回も勝負はケージーキンカメか、ジャングルスマイルか、ということになりそう。斤量もそのときと同じ54キロと56キロ。ケージーキンカメは、ダービーグランプリ遠征で差をつけられての4着敗戦の影響が少なからずあると見て、今回はジャングルスマイルに期待する。これまで中日杯は、2010、2011、2013年と3回出走して、異なる相手に先着を許していずれも2着。百万石賞と北國王冠はすでに勝っているだけに、地元同士の伝統の古馬長距離重賞で獲っていないのはこのタイトルだけとなっている。
3番手は、北國王冠で上記2頭からはやや離されての3着だったマイネルリボーン。今シーズン、交流の白山大賞典を別とすれば、地元の古馬重賞は2、3、3、3着。強い相手とは差があるが、確実に上位には顔を出している。
中央未勝利で転入し、下級条件から連戦連勝でクラスを上げてきたナンディン、A-1特別で常に善戦しているケージーアメリカンらが馬券圏内に食い込めるかどうか。
◎10ジャングルスマイル
◯4ケージーキンカメ
▲5マイネルリボーン
△11ナンディン
△8ケージーアメリカン
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