NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
【JBCレディスクラシックチャレンジ】として行われるOROカップディスタフ。回次がついてないので、JBCの前哨戦としておそらく今年限りの重賞なのだろう。
コウギョウデジタルは、ビューチフル・ドリーマーカップでは地元の期待馬として臨んだものの、そのぶん積極的な競馬で9着に沈んだ。とはいえ今シーズンは牡馬相手のあすなろ賞に、フェアリーカップと盛岡で重賞を2勝。地元の牝馬同士なら実力は一枚抜けている。
マムティは、ビューチフル・ドリーマーカップでは地元最先着の3着と好走。1番人気に支持されたヴィーナススプリントは5着だったが、勝ち馬からはコンマ4秒差とそれほど負けていない。盛岡コースでは、8月のすずらん賞で牡馬の重賞級ランドオウジ、コミュニティに続く3着と好走しているだけに、やはり牝馬同士なら能力上位は間違いない。
カミノマーチは、前走ヴィーナススプリントで惜しくも接戦の3着。7月のフェアリーカップでは、勝ったコウギョウデジタルには6馬身離されたとはいえ、マムティには先着しての2着。今回も上位争いにはからんでくる。
フェアリーカップで4着だったミキノウインク、北海道から転入2戦目での変り身に期待のボンヴォヤージュ、フェアリーカップ5着のあと調子を上げているハーツコンセンサスらにも馬券圏内のチャンスはありそう。
◎9コウギョウデジタル
○4マムティ
▲2カミノマーチ
△3ミキノウインク
△1ボンヴォヤージュ
△5ハーツコンセンサス
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