NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
登録段階では10頭だったが、5頭立てとちょっと寂しい頭数での争いとなった。
7月27日の大船山特別の再戦で、勝ったのは離れた4番手から4コーナーで一気に前3頭をとらえたリバーキャッスルだったが、2着に敗れたディアフロイデは、前3頭の先行争いに巻き込まれてという面があった。今回は1750メートル戦で流れが落ち着くことが予想され、ディアフロイデが巻き返すと見る。
それにしてもその大船山特別での、リバーキャッスルの岩永千明騎手の騎乗は見事だった。とはいえ転入初戦の前々走、川内川特別では、土曜日の池田湖賞のほうに出走しているメンバーに大きく離されて負けており、距離適性も含めて実力を測りかねるところはある。
オヤビンは、大船山特別では勝ったリバーキャッスルからコンマ5秒差の4着とそれほど負けていない。能力的には上記2頭と差はなさそうだが、ここ5戦連続で1400メートル戦を使われているだけに、距離が課題となりそう。
◎5ディアフロイデ
◯1リバーキャッスル
▲2オヤビン
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