NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
土曜日の池田湖賞、日曜日の尾鈴山賞、2日続けての古馬による同じ1750メートルのS2重賞で、尾鈴山賞のほうがA1の最上位格付けで、池田湖賞のほうはその下のA1・A2混合となっている。
タガノマツカゼは、兵庫A1から転入して2連勝中。前走川内川特別は、2番手でがっちり抑えて追走し、直線まで手ごたえ十分。うしろから迫ったガンバルジャンとの差を計りながらの勝利で、着差以上の強さだった。日曜日の尾鈴山賞のほうに出走しても勝負になるかもしれない。
川内川特別が取消となったシャイニーフェイトは、もし出走していれば人気になったのではないか。前走多良岳特別での3着は昨年4月以来1年2カ月ぶりに連対を外したが、1、2着馬が今回尾鈴山賞のほうに登録している格上馬だった。今回はこれといった逃げ馬がいないだけに、タガノマツカゼとスタート後から先頭で競り合うことになるかもしれない。
コスモガラサは吉野ヶ里記念に出走して4着だったが、上位3着までの格付け上位馬からは差をつけられての入線だった。前走もA1・A2の重賞でやや離されての5着敗戦は気になるところだが、大崩れも少なく、確実に上位には食い込んでくる。
同じようにA1・A2の特別や重賞で上位に食い込んでいるマイウエイ、川内川特別でタガノマツカゼに1馬身差2着だったガンバルジャンらも連下では押さえておきたい。
◎4タガノマツカゼ
◯5シャイニーフェイト
▲1コスモガラサ
△6マイウエイ
△7ガンバルジャン
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