NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
中央からビッグネームが転入してきた。ナムラタイタンだ。重賞勝ちは2011年の武蔵野ステークスGIIIのみで、2014年4月のオープン特別以来勝ち星から遠ざかっている。とはいえ、その後も重賞でたびたび2着や3着があり、前走、この馬にとってはやや距離が長いと思われる2000メートルの佐賀記念JpnIIIでも、勝ったランフォルセから1/2馬身+クビ差で3着と好走。今回は他の牡馬より2キロ重い58キロだが、ダートグレード好走の実力なら問題にならないだろう。
昨年秋からの好調が目を引くスーブルソーは、桐花賞で重賞初制覇を果たし、その後も大きな崩れはない。冬休み明け2戦目の前走を制し、ここが当初からの目標。
ハカタドンタクは、冬休み明けの前走でスーブルソーをハナ差で競り落とした。4歳の今シーズンはさらなる成長が期待されるところ。スーブルソーとともに、今シーズンも絶好調の板垣吉則厩舎の勢いは侮れない。
トウケイニセイ記念を制すなど、昨シーズンの岩手年度代表馬となったドリームクラフトだが、今季初戦の前走スプリント特別は、1番人気に支持されるも後方から追い込んで3着まで。まだまだ仕上がりきっていなかったようで、今回どこまで戻しているか。
ランドオウジは重賞勝ちこそないものの、好走はたびたびあり、連下では押さえておきたい存在。
◎10ナムラタイタン
◯4スーブルソー
▲6ハカタドンタク
△8ドリームクラフト
△11ランドオウジ
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