NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
登録のあったジャングルスマイルが22日の笠松・オグリキャップ記念遠征のため不在となり、この春に転入してきた2頭、シーズザゴールドか、キングストリートかという争い。
2010年の3歳時に南関東の1冠目・羽田盃を制したシーズザゴールドだが、その後に勝ち星を挙げたのは約2年8カ月後、昨年正月の報知オールスターカップ。その後さらに勝ち星から遠ざかって、この春に金沢に移籍。初戦こそジャングルスマイルに3/4馬身及ばずの2着だったが、前走のA-1特別ではぴたりと追走してきたマイネルリボーンを5馬身突き放し、さらに3着のヤマチョウサンには9馬身差をつける圧勝だった。新天地で輝きを取り戻せるかどうか、期待がかかる。
キングストリートは中央オープンからの転入だが、最後の勝利は2011年2月。2012年12月には朝日チャレンジカップで僅差の4着があったが、それ以降は9着が最高という成績。転入初戦の前走は好位から抜けだしての完勝だったが、A-2クラスで相手はかなり楽だった。中央でのダート経験は2回のみで、芝のマイルを中心に使われていただけに、ダート2000メートルの舞台でどうか。
マイネルリボーンは、昨年3歳時の中日杯3着はがんばったが、2着のジャングルスマイルからも大差がついていた。前走もシーズザゴールドに完敗の5馬身差。まだ4歳だけに成長の期待もあるが、ここで逆転までは難しそう。
シーズザゴールドとはすでに勝負付けは済んでいるものの、セイカアレグロ、ヤマチョウサンらは3着食い込みなら。
◎1シーズザゴールド
◯2キングストリート
▲8マイネルリボーン
△7セイカアレグロ
△3ヤマチョウサン
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