NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ローレルカンタータは、中央1000万から転入して2着のあとA級二組、A級一組と連勝。中央時代も1800メートルで3勝を挙げているだけに、この距離も問題ないだろう。転入後に馬体が減ったままなので、もう少し馬体重は増えてもいいのかもしれない。
中央オープンから転入初戦となるのがモズ。今年3月に準オープンを勝って、オープンでは頭打ちだったが、それでも勝ち馬から1秒前後の差では走っていた。芝を中心に使われてきただけに水沢の重いダートは未知数だが、それさえこなせば能力は最上位。
エバーオンワードは、絆カップでは3番手追走から後退して最下位に敗れたが、中央から転入して2連勝のレースぶりからはそれが実力ではない。ホッカイドウ競馬でのデビューで、中央では準オープンまで出世したが、勝ち星はすべて地方の競馬場。水沢コースは初めてだが素質はある。人気を落とすようなら頭で狙ってもおもしろい。
ミキノウインクは絆カップこそ惨敗したものの、7月に大井から転入後4勝を挙げており、そのうち3勝が1800メートル。ここでも上位争いにからむ可能性はある。
ニホンピロララバイは中央1000万から転入し、5戦して2着3回、3着2回。勝ちきれないものの大崩れもない。
◎2ローレルカンタータ
○12モズ
▲8エバーオンワード
△4ミキノウインク
△7ニホンピロララバイ
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