NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
このレース連覇を狙うのがライトマッスル。トライアルのハーベストカップは最内枠に入ったこともあって無理にでも逃げなければならず、1番人気に支持されたトートアフィシオンに競りかけられて厳しいペースになった。自分の競馬さえできれば連覇の可能性は高い。
ハーベストカップで、そのハイペースに乗じてゴール前で差し切ったのが10歳のスーパーワシントン。勝ちでも負けでも人気を裏切ることが多く馬券的には狙いにくい馬だが、中央時代にも活躍した芝の短距離は、やはり安定して結果を残している。
メスナーは、同じ芝1000メートルで争われた7月20日の北上川ゴムボート川下りレースでライトマッスルに1馬身半差の2着。今シーズン中央から移籍して8戦1勝だが、3着以内はすべて盛岡の芝だ。
コンプリートは、ハーベストカップでは5着だが、勝ったスーパーワシントンからコンマ4秒差とそれほど差のないレースをしていた。
ディアーウィッシュは、ハーベストカップは10着と惨敗だったが、芝でのレースは中央に在籍していた09年以来久々だった。マイル以下の短距離でのスピードは確かで、一度経験したコースで巻き返す可能性はある。
ドリームクラフトは、盛岡の芝では3戦して4着が最高という成績だが、中央時代は芝を中心に使われていたこともあり、走り自体は悪くはない。
◎8ライトマッスル
◯9スーパーワシントン
▲4メスナー
△3コンプリート
△12ディアーウィッシュ
△11ドリームクラフト