NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
開催が盛岡に変わって新設の3歳馬による重賞・イーハトーブマイル。
ロックハンドパワーが脚部不安による休養明けをひと叩きしてここに臨んできた。そのひと叩きは、古馬A級一組で4着とまずまずの好走。今回のメンバー中、ほかに重賞を勝っているのがマンセイグレネードとセラミックガールで、その2頭とも重賞を勝ったのは2歳時であることを考えれば、ロックハンドパワーの能力・実績ともに断然だ。
マンセイグレネードは、2歳の重賞戦線でロックハンドパワーらと上位を争っていた素質馬。中央から戻っての前走B1戦を2着と好走。中央で強いメンバーに揉まれた経験を生かせば上積みが期待できる。
そのマンセイグレネードが2着だったB1戦を勝ったのがブラックタイガー。しかし盛岡コースは5戦して掲示板が一度もないというのは不安材料。
2歳時に重賞で上位を争っていたヴェルシュナイダーは、7月のハヤテスプリントで3着と好走。マイルの距離も問題ない。
テンショウリバイヴは2歳9月のデビュー戦を勝って以降しばらく勝ち星から遠ざかり、前走がちょうど1年ぶりの勝利。それが復活のきっかけになるかどうか。
◎9ロックハンドパワー
○3マンセイグレネード
▲1ブラックタイガー
△8ヴェルシュナイダー
△2テンショウリバイヴ
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