今シーズンの金沢競馬は、JBCが開催されるため重賞もいくつかが変則日程となっている。例年であれば11月に行われていた北國王冠が5月に繰り上がり、この金沢競馬場移転40周年記念は今年限りの重賞として行われ、9月10日のイヌワシ賞と2開催連続での古馬重賞となる。また11月4日のJBC当日には、同じく金沢競馬場移転40周年記念として2歳馬による重賞・百万石ジュニアカップが行われる。
当初、このレースにはナムラダイキチが出走を予定していたが、脚部不安のため放牧に出され、復帰は未定。白山大賞典JpnIIIやJBCに間に合うのかどうか。
さらにジャングルスマイルも不在というメンバーなら、中央準オープンから転入して3連勝中のサミットストーンが中心。前走金沢スプリントカップは、早め先頭から直線突き放しての楽勝。中央時代には1800メートル戦、金沢初戦では1900メートル戦で勝っているだけに、この距離も問題ないだろう。
金沢2強が不在なら黙っていないのがタートルベイだ。今年ここまで6戦して、3勝2着2回3着1回という成績。先着されたのはナムラダイキチとジャングルスマイルのみ。サミットストーンとは初対戦となるだけに注目だ。
ナムラプラトーンはしばらく勝ち切れないレースが続いていたが、前走はスタートからジャングルスマイルとの一騎打ちとなり、直線での追い比べを半馬身差で制した。まだ4歳だけに、ここにきての上昇気配はある。
アルドラは、古馬一線級とはやや開きがあり、上記3頭のうちどれかが崩れた時に連下に食い込めるか。
トキワノマツカゼは、転入後A-2特別で2着、1着。位置付け的にはアルドラと同じで、上位3頭の一角崩しまであるかどうか。
◎2サミットストーン
◯1タートルベイ
▲10ナムラプトーン
△4アルドラ
△6トキワノマツカゼ
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