NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
A級1組の格付け上位馬によるレースは28日に行われる久住山特別で、このレースはA級1組の下位と、A級2組上位馬による争い。
コスモガラサが力をつけている。中央1勝から年明けに転入し、当初はB級でなかなか勝ちきれなかったものの、3走前に初勝利を挙げると、前走、今回と同じA1・A2の大分川特別では離れた4番手追走から直線で前をとらえた。そのレースで差をつけて負かしたメンバーばかりが相手なら、引き続き期待できそう。
大分川特別で1番人気ながら3着だったハタノアブソルートに逆転の可能性も。大分川特別は逃げる形になって、2番手のサンライズクラウドにマークされる厳しい展開で、うしろから仕掛けてきたコスモガラサに交わされる結果となった。大井から転入して、このA1・A2のクラスで勝ち切れないとはいえ2着3着と常に好走している。
近走で好走しているのが上記2頭だけなら、中央から転入初戦のエーティーランボーにもチャンスはありそう。一昨年11月に500万下を勝って以降、1000万条件での4着が最高という成績で、近走は掲示板に届かないレースが続いているとはいえ、着差を見ると惨敗というほどでもない。芝の短距離を中心に使われてきただけに、この距離が克服できれば。
遠賀川賞4着から吉野ヶ里記念に挑戦(8着)したゴールドマイン、遠賀川賞3着のエフケーフィルらが連下に食い込めるかどうか。
◎6コスモガラサ
◯8ハタノアブソルート
▲1エーティーランボー
△4ゴールドマイン
△7エフケーフィル
大村湾賞の出走表はこちら