スーパーパワーが完全復活と見る。大井時代は勝島王冠、金盃と2つの中距離重賞を制したものの、その後低迷してホッカイドウ競馬へ。転入後も重賞戦線ではほとんど見せ場すらつくれなかったものの、今シーズン2戦目のハービンジャー・プレミアムで2着に2秒7の大差をつける圧勝。それでも特別だったため半信半疑だったが、前走星雲賞でも最後方追走から一気のまくりでゴール前クラキンコとの接戦を制するに至っては、大井時代の輝きを久々に示して見せた。その星雲賞で2着だったクラキンコ、1番人気で4着だったショウリダバンザイなどが抜け、やや軽くなった今回のメンバーなら重賞連勝の可能性は高い。
バルーンは、中央1000万下からの転入初戦となった前走ゼンノロブロイ・プレミアムは、2番手を終始楽な手ごたえで追走し、直線で追い出されると楽に突き放した。勝ちタイム1分56秒3は、同じ1800メートルのコスモバルク記念の勝ちタイムには及ばないものの、良馬場を考えればまずまずのタイム。このメンバーでも勝負になりそうだ。
このレース連覇を狙うカネマサゴールドは、ここにきて特別2連勝と調子を上げてきた。
昨年の道営記念を制したモエレビクトリーは、今シーズン初戦となった前走でバルーンに離されての4着。叩き2戦目での上がり目に期待したいところ。
ケイアイライジンは、コスモバルク記念4着、星雲賞3着と南関東から転入して重賞で好走。
ジョーモルデューは、昨年のコスモバルク記念を制して以来勝ち星がないが、昨シーズン終了後に移籍していた岩手も含め、常に重賞で善戦。馬券圏内は狙える1頭。
◎2スーパーパワー
○4バルーン
▲5カネマサゴールド
△9モエレビクトリー
△6ケイアイライジン
△3ジョーモルデュー
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