NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
出走馬の前5走の成績を見ると、転入初戦のイーグルショウ以外、3着が最高という成績で、しかも勝ち馬から1秒以上離されているケースが多く、なんとも難解な一戦。
やはり南関東で重賞勝ちのあるイーグルショウが格的には断然。3年前の川崎マイラーズ以来勝ち星がないとはいえ、昨年も今年も重賞でたびたび入着。1400メートル戦も昨年の東京スプリング盃で3着という実績があり、ここは確実に勝っておきたい一戦。
マイウエイは、中央1000万下から昨年秋に転入し、初戦を勝利。近走の特別や重賞ではやや苦戦だが、前走6月15日のA1・A2の一般戦では、勝ち馬から僅差の4着で、今回の出走馬の中では最先着。このメンバーなら十分にチャンスはある。
ゴールドマインは、岩手時代は重賞戦線で主役を張っていたが、今年佐賀に移籍してからは3着が最高という成績。それでも4月の六角川賞ではエスワンプリンスの3着があり、マイウエイには先着していることから、上位争いも期待できる。ただ1400メートルはこの馬にはちょっと短いかもしれない。
ミライカントリーも1年ほど勝ち星から遠ざかっているが、近走対戦した上位馬がほとんど抜けた今回のメンバーなら好走も期待できそう。
◎イーグルショウ
◯マイウエイ
▲ゴールドマイン
△ミライカントリー
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