NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
高知から遠征の2頭が強力だ。エプソムアーロンは中央オープンから大井に移籍し、大井では勝ち星こそ挙げられなかったものの、オープンや重賞で走った。そして高知に移籍すると4連勝。福永洋一記念では人気のマチカネニホンバレを3馬身ちぎる圧勝だった。820メートルのペースについていけるかだが、大井の1200メートル戦を経験しているので、対応可能と見る。
高知のもう1頭ファイアーフロートは、中央芝のオープンで昨年10月に勝利。今年春に高知に転入して、1600メートル戦を勝って1400メートル戦で2着。スピードがあることはわかっているが、あとは地方のダートでそれが発揮できるかどうか。
地元勢ではキューティガビーが最有力。A1特別ではなかなか勝ちきれないものの、今年の2勝はいずれも1230メートル戦。とはいえ兵庫では3~4コーナーしか回らないレースは今回が初めてで、その舞台でもスピード能力が生かせるかどうか。
佐賀から遠征のエーシンパナギアは、中央では500万勝ちまでだが、使われていたのはダートの短距離ばかり。佐賀での近走は中長距離戦を中心に使われているが、超短距離戦でこそ能力を発揮する可能性はある。
マイネマグノリアは昨年8月以来勝ち星から遠ざかっているが、4走前に中央との条件交流で3着と好走。その経験を生かせれば。
◎9エプソムアーロン
○1ファイアーフロート
▲3キューティガビー
△12エーシンパナギア
△10マイネマグノリア
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