NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
全国区のタイトルを目指すエスワンプリンスにとっては負けられない一戦だ。というより、普通に走ってくれば楽勝だろう。前走笠松に遠征したオッズパークグランプリ2013は、ラブミーチャン、ナイキマドリードには離されたとはいえ、順当に3着は確保した。さすがに前2頭はともにダートグレードのタイトルがある馬だけに、力の違いを見せつけられた。見据えるのは、次はどこに遠征するのかということだろう。
相手筆頭はアティロン。唐津湾賞、嘉瀬川賞と連勝し、一線級が出走したはがくれ大賞典はさすがに5着に敗れたが、エスワンプリンス以外に重賞で勝ち負けという馬がいない今回のメンバーなら2着を死守したいところ。無理にエスワンプリンスを負かしにいくとかでもしない限り、馬券圏内を外すことはなさそう。
そのほかで2着に食い込む可能性があるのはマイウエイ。前走予定していたセントポーリア賞は除外だったが、その前の春寒賞(A1)では差のない3着だった。
セントポーリア賞5着のゴールドマイン、松浦川賞でゴールドマインに先着する6着だったミライカントリーあたりが、上記の馬たちが崩れたときの馬券圏内候補。
◎エスワンプリンス
◯アティロン
▲マイウエイ
△ゴールドマイン
△ミライカントリー