NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ホッコータルマエは、フェブラリーステークスGIが除外対象だったために佐賀記念にまわり、さすがに力の違いを見せつけた。ジャパンカップダートGIでの3着もあり、このメンバーでは負けるわけにはいかない。
ランフォルセが対抗の筆頭。昨年のダイオライト記念JpnII以来勝ち星がないが、そのダイオライト記念は、ハイペースの厳しい流れでワンダーアキュート、フリオーソらを競り落としてという強い内容。浦和記念JpnIIでも接戦の3着だったように、この距離でスタミナ勝負になれば力を発揮する。
エーシンモアオバーは、昨年末の名古屋グランプリJpnIIで念願の重賞初制覇。ただ接戦の相手がクラシカルノヴァで、相手や展開に恵まれたという面があった。
ダイシンオレンジは2年以上勝ち星から遠ざかり、その間、好走といえるのは昨年のこのレースでニホンピロアワーズの2着があるのみ。さすがに8歳で上積みは厳しい。
梅見月杯を圧勝していよいよ本格化かというサイモンロードだが、このメンバーに入ってどこまでやれるか。
ジャングルスマイルは2010年の白山大賞典JpnIIIで2着があるが、その後の同レースでは一昨年4着、昨年7着と、徐々に順位を落としている。全盛時の力を望むのは難しいかもしれない。
◎ホッコータルマエ
○ランフォルセ
▲エーシンモアオバー
△ダイシンオレンジ
△サイモンロード
△ジャングルスマイル