NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
昨年8月に建依別賞を制しているリワードアリオンが、実績、近走のレースぶりともに抜けた存在。距離的にも1400メートルはベスト。11月の黒潮マイルチャンピオンシップ、3走前のA-1特別はやや離されての敗戦だったが、ともに勝ったのがコスモワッチミーでは相手が強すぎた。
ブレーヴキャンターは、A級上位のクラスで6戦連続連対中。前々走は5馬身差の2着だが、勝ったのがその後に高知県知事賞で大差圧勝のグランシュヴァリエなら、むしろ評価すべき材料。この2頭の勝負になる可能性がかなり高い。
やや離れて3番手にセトノジャーニー。昨年夏に高知に転入し、勝ち星はA-2の一般戦での1勝のみ。オープンや重賞ではまだちょっと荷が重い。バンブーマンユーも転入後A-2の一般で1勝を挙げているのみで、セトノジャーニーと同じようなレベル。高知県知事賞はバンブーマンユーが5着で、3/4馬身差で6着がセトノジャーニーだった。
福山から4頭が遠征してきたが、トップレベルでの活躍馬がなく分が悪い。三村展久騎手に乗り替ったアルテローザがどこまで迫れるか。
◎リワードアリオン
○ブレーヴキャンター
▲セトノジャーニー
△バンブーマンユー
△アルテローザ