NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
15日で今シーズンの開催が終了したホッカイドウ競馬から、さらなる活躍の場を求めて4頭が遠征してきた。さすがに開催が終わっているだけあって、それぞれ主戦ジョッキーも一緒だ。
強い相手との経験が豊富なミータローを狙う。中央の芝では結果を残せなかったが、イノセントカップ4着、鎌倉記念3着は、ともに勝ち馬からそれほど差がない。田中淳司調教師、服部茂史騎手には15日の道営記念を制した勢いもある。
岩手のこの世代はしばらく混戦だったが、若駒賞を圧勝して一歩抜けだした感があるのがロックハンドパワー。レース後に、「南部駒賞から全日本2歳優駿を目指したい」と菅原勲調教師が話していただけに、道営勢が相手とはいえ、負けられない一戦。
門別で2戦2勝のスーパートレンディも怖い存在。フレッシュチャレンジの1200メートルから、2戦目は1700メートルに距離を伸ばして強い勝ち方を見せた。門別と同じ右回りの水沢1600メートルなら力を発揮できるだろう。
デビュー3戦目から4連勝で注目されたオグリタイムだが、サンライズカップ6着、平和賞11着と重賞のカベに当った。距離も原因なのかどうか。ここはもう一戦様子を見たい。
ヴェルシュナイダーは重賞で2戦連続2着。道営勢が加わったメンバーで、上位食い込みまで狙えるかどうか。
◎ミータロー
◯ロックハンドパワー
▲スーパートレンディ
△オグリタイム
△ヴェルシュナイダー