南関東~九州という広範囲の交流となり、高知から2頭、金沢、兵庫、佐賀から各1頭の遠征があり、メンバー的にかなり充実した。
地元金沢の北國王冠でのナムラダイキチとの対戦を避け、こちらを選択したジャングルスマイルを狙ってみたい。以前は輸送に課題があったようだが、4月には距離的にそれほど遠くない笠松のオグリキャップで強い勝ち方を見せた。前走地元のA1特別を楽勝して臨む、その4月以来の遠征競馬。今回は先行タイプの同型馬が何頭かいるため、ハナを奪ってなんとかマイペースに持ち込みたいところ。
相手はマルヨフェニックス。今年はまだ勝ち星がないとはいえ、園田や金沢に遠征して堅実に4着以内を確保。前々走、金沢のイヌワシ賞では、ナムラダイキチにこそ8馬身離されたが、ジャングルスマイルには先着しての2着。とはいえそのときのジャングルスマイルは、ナムラダイキチを負かしにいっての直線失速なだけに、今回はジャングルスマイルを上にとった。
ダイナミックグロウは、中央オープンの実績から兵庫に転入して、勝ち星はA1特別だけだが、重賞も3戦していずれもそれほど差のない4着以内。今回は遠征競馬でもあり、その実績からはまだ挑戦者の立場。
兵庫から笠松に移籍したエーシンブランは、初戦の前走名古屋戦でオープン特別2着と好走。ただ、まだこの一線級に入ると連下争いまでか。
ミヤジメーテルは、7月の名港盃でマルヨフェニックスを3着に負かした実績。
ミルリュユッテは、以前はオープン・重賞クラスではやや苦戦が目立ったが、ここ2戦でA1勝ちに東海クラウン2着と充実してきた。
10歳のキングスゾーンは、このメンバーに入ってどうだろう。馬券圏内までは厳しいように思う。
◎ジャングルスマイル
◯マルヨフェニックス
▲ダイナミックグロウ
△エーシンブラン
△ミヤジメーテル
△ミルリュユッテ