NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
昨年のショウリダバンザイの勝ち星はわずか2つだが、牝馬ながら道営古馬ナンバー1に登り詰めた1年といっていいだろう。シーズン初戦のコスモバルク記念はクラキンコの2着に敗れたが、夏以降はクラキンコの調子がイマイチだったこともあり力関係を逆転。大井に遠征したレディスプレリュードで4着と好走し、満を持して臨んだ道営記念を制した。馬主の林正夫氏は、騎手、調教師、そして馬主として道営記念を制すという快挙を達成した。
リフレックスの昨シーズンは、赤レンガ記念と瑞穂賞を制し、道営記念は2着。7歳だがまだキャリア21戦と使い込まれいないだけに、まだまだ活躍が見込めそう。
クラキンコは、昨年ブリーダーズゴールドカップJpnIIで惨敗して以降は、その反動があったのかどうか、らしくないレースが続いた。休養明けでの復調に期待したいところ。
ジョーモルデューは今回が中央からの転入初戦。中央時は準オープンではやや苦戦していたが、クラス的には通用するはず。
船橋に移籍していたダブルオーセブンが再び道営に戻ってきた。この冬の南関東では、A3特別で3着が最高の成績。休み明けが多いメンバーで、南関東で使い込まれてきたのはアドバンテージ。
カゼノコウテイは道営記念4着のあと福山に移籍し、重賞で好走して戻ってきた。使い込まれているという点ではダブルオーセブンと同じだが、昨年の道営での成績から、ここでも馬券圏内を狙えるかどうか。
◎ショウリダバンザイ
○リフレックス
▲クラキンコ
△ジョーモルデュー
△ダブルオーセブン
△カゼノコウテイ