NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
兵庫から大挙4頭が遠征、笠松からの遠征もあり、迎える地元福山勢にとっては厳しいレースとなりそうだ。
キューティガビーの勢いが止まらない。中央未勝利から転入し、9カ月の休養をはさみながら14戦連続連対でA級まで出世してきた。重賞初挑戦となった昨年秋の兵庫クイーンカップでは1番人気に推されての2着。近走もA2からA1A2の特別で僅差ながら3連勝と好調。いよいよ重賞タイトルに手が届きそうだ。
笠松のマルヨシロワインは、上記兵庫クイーンカップで2着のキューティガビーからアタマ+アタマ差で4着と実力に差はない。そのほかの重賞でも常に善戦しており、この馬にとっても重賞初制覇の期待がかかる。
このレース連覇がかかるのがゴールドピアース。昨年もやはり兵庫、兵庫、笠松という決着で、兵庫・東海勢は層が厚い。とはいえ近走は1秒以上の差をつけられての敗戦が続いているだけに、昨年の勢いが取り戻せるかどうかがカギとなる。
コスモピクシーは、昨年8月に牡馬相手の園田チャレンジカップを勝った実力がある。
昨年グランダム・ジャパン3歳シーズンで優勝したマンボビーンも牝馬同士なら怖い存在。
福山勢では、前走マイル争覇で地元最先着のフレアリングマリーが上位に食い込めるかどうか。
◎キューティガビー
◯マルヨシロワイン
▲ゴールドピアース
△コスモピクシー
△マンボビーン
△フレアリングマリー