NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
マルヨフェニックスの復活に期待したい。前走東海ゴールドカップはエイシンフレンチに3馬身突き放されての2着だったが、8カ月ぶりの休み明けに加え、直後のシンワコウジにつつかれ、その後ろからエイシンフレンチにマークされるという厳しい展開だった。明けて8歳になったが、万全の状態なら勝負になる。
スウィングダンスは、中央から再転入して9連勝中。前走名古屋記念は、3~4コーナー外から余裕の手ごたえでまくってきて堂々の勝ちっぷりだった。小山信行騎手はこれが重賞初制覇。奥様の宮下瞳さんとのお子さんが生まれるのも間もなくの予定で、ここを勝てば前祝いとなりそうだ。
エイシンフレンチも昨年中央から笠松に転入して、すでに重賞2勝。連対を外したのはJpnIIの浦和記念のみという成績だけに、引き続き東海地区の古馬戦線では頂点を狙う存在。
1月のガーネットオープンで、そのエイシンフレンチに土をつけたのがホウライエイブル。前走のクリスタルオープンでは5馬身差の圧勝。当然ここでも軽視はできない存在だ。
兵庫から遠征のレッドゾーンは、昨年3月の六甲盃で、マルヨフェニックスのレコード駆けに1馬身半差の2着。その後、5月の兵庫大賞典でアルドラゴンをしりぞけての勝利。夏以降にやや崩れたのが気になるが、実力的には互角の存在だ。
◎マルヨフェニックス
◯スウィングダンス
▲エイシンフレンチ
△ホウライエイブル
△レッドゾーン