NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
12月11日の2歳1組戦は、アグリノキセキ、クーヨシン、トールキングがハナ、クビ差で大接戦。しかし内容的にはクーヨシンがもっとも強いレースをした。道中は内に閉じ込められてずっと外に出せず。3コーナーあたりでは遅れも取った。にもかかわらず、直線を向いてようやく外に出して追い出されると、前で馬体を併せて叩き合っていたアグリノキセキ、トールキングに迫り、並んだところがゴール。惜しくも2着だった。真っ向勝負ならクーヨシンが強い。
相手にはやはりアグリノキセキ。前走の2歳1組戦は、2番手から早め先頭に立ってみずからレースをつくっての勝利。3連勝中という勢いもあり、クーヨシンに再び土をつけるならこの馬しかいない。
トールキングは、クーヨシンの2着が3度あり、前走も惜しいところでとらえられ、またも先着できずの3着。逆転まではどうか。
2走前のJRA認定戦でトールキングを負かしたオブリラブ、前走2歳1組戦で前3頭の接戦からはやや離されたものの5着だったシゲノチコクらが割って入れるかどうか。
◎クーヨシン
◯アグリノキセキ
▲トールキング
△オブリラブ
△シゲノチコク