NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
パフォーマンスのスプリント能力は相当高い。6月のグランシャリオ門別スプリントでは、初の古馬との対戦ながら、あっと驚く強さを見せた。前走1200メートルのオープンでも、スタートこそ速くなかったものの、スッと3番手につけ、直線で追い出されるとあっという間に突き放した。今回は前回から1キロ増の56キロになるが、まだまだ問題にはしないだろう。
サクラサクラサクラも短距離では高い能力を発揮する。グランシャリオ門別スプリントでは、4コーナーほとんど最後方という位置から直線大外を追い込んで2着を確保。ノースクイーンカップは距離が長く参考外。前走はA2戦とはいえ1200メートルで巻き返した。
アンペアも同様にノースクイーンカップでは着外だったが、この距離では常に上位を確保する安定した成績。
スズカランクスは、1番人気に推されたグランシャリオ門別スプリントでは4着。ただこのときは果敢に逃げて、ちょっと飛ばしすぎた感じはあった。ゴール前では交わされたが、それでもそれほど離されたわけではない。その後条件クラスで3連勝しているだけに、ここでもう一度期待をかけてみるのもいいかもしれない。
エトワール賞を勝っているプリティゴールドは、砂を入れ替えてから有利と言われている内枠に入っただけに、一発があるかもしれない。
ベルガマスクはJRAから再転入して9戦連続連対中。前走でB4を勝ち上がったが、初めての重賞挑戦でどこまで通用するか。
◎パフォーマンス
◯サクラサクラ
▲アンペア
△スズカランクス
△プリティゴールド
△ベルガマスク