NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
過去5年連続で佐賀勢が勝っているこのレース。今年佐賀からはオトコノハナミチ1頭のみの遠征だが、佐賀の3歳-1組特選を連勝中だけに、やはりこの馬が中心となるだろう。2歳10月のデビュー6戦目に初勝利を挙げて以来しばらく勝ち星から遠ざかっていたが、6月に久々の勝利を上げると、そこから3連勝。前走青島特選では、終始2番手の馬にしつこく絡まれる厳しい展開で、それをゴール前で半馬身振り切っての勝利。力をつけている。
トライアルの荒尾商工会議所杯では2着に敗れたタキノプリンセスだが、その後古馬C-1組戦を勝利。重賞勝ち馬がいない荒尾のメンバー同士なら実績は最上位。7月、8月に3戦ずつと使い詰めだけに、あとは調子次第。
荒尾商工会議所杯で直線内から抜けだして勝ったのがユキエンゼル。前々走の古馬C-7組戦でもハナ差の2着。ここにきて好調だ。
シャイニングウェイは3歳-1組戦で2勝を挙げ、ここ3戦の古馬C-11組~9組戦でも1、2、1着と、ここに来ての安定感はなかなかのもの。さすがに古馬との対戦だけあって、1400メートルのタイムでもメンバー中上位。
一発あればコウユーネガイ。中央2戦未勝利から転入して2、2、1着。いずれも古馬C級の下位クラスでのものだが、前走は逃げきって7馬身差の圧勝。中央でデビューしただけあって血統は一流のもので、素質開花という可能性も考えられる。
◎オトコノハナミチ
◯タキノプリンセス
▲ユキエンゼル
△シャイニングウェイ
△コウユーネガイ