NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
3連勝中のシルクウィザードに、トレノ賞を制した上り馬マルハチゲティ。地元福山か、それとも高知かという争い。
ここは中央準オープン勝ちの実績で、その勢いが衰えないシルクウィザードを中心にとる。福山転入後、地元で負けたのは5月の西日本グランプリと4走前のA1戦の2戦のみ。前々走の福山スプリントカップは2着の高知・トミケントラストと半馬身差だったが、競り合う3頭を前に見て直線差し切るという強い勝ち方。ここに来ての3連勝は盤石の競馬で、好調持続だ。
マルハチゲティは、格上挑戦となったトレノ賞で重賞初制覇を果たし、続く前走A1特別も勝利。今年元旦に3着に負けて以降は、14戦連続連対と安定感抜群だ。福山スプリントカップで逃げ粘って2着のトミケントラストが高知ではA2でも苦戦しているレベルだったことを考えれば、この馬があっさり勝ってしまってもおかしくはない。
ビービーバイラは、シルクウィザードにはかなわないものの、常に上位争いには加わる安定勢力。
近走成績の安定しないクラマテングだが、実績を考えればやはり馬券からははずせない。
A3まで3連勝中と勢いのあるモエレパーフェクトが初めての重賞でどこまでやれるか。
◎シルクウィザード
○マルハチゲティ
▲ビービーバイラ
△クラマテング
△モエレパーフェクト