NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
出走14頭中、1戦1勝の馬が7頭もいて比較が難しいが、その7頭の中からリカチャンスを本命にする。デビュー戦はスタートでタイミングが合わず後方からとなったが、ゴール前、先頭で競り合う2頭を一気に差し切った脚はすばらしかった。レースが荒削りなだけに、成長の余地はかなりありそう。このレースで2着だったレイモニ、3着だったサンレイレーザーは、それぞれ2戦目のルーキーチャレンジを勝利。さらにこの2頭は3戦目となったオープンのバトルプラン賞で再び対戦し、今度はサンレイレーザーが勝って、アタマ差2着にレイモニとワンツーを決めた。リカチャンスが勝ったフレッシュチャレンジは相当レベルが高かったと見るべきだろう。
相手にも1戦1勝馬でウィードパワー。デビュー戦ではリカチャンスと同じようにタイミングが合わず最後方からとなったが、こちらは3コーナー手前であっという間に先頭に立ち、直線では後続を楽に突き放し6馬身差の圧勝。この馬も将来性を感じさせる。
3番手、4番手は、リカチャンスとデビュー戦を戦ったサンレイレーザーとレイモニ。
イッシンドウタイは、今年最初の新馬戦スーパーフレッシュチャレンジこそ5着だったが、続く未勝利戦を9馬身差で圧勝。栄冠賞トライアルも勝って、JRA認定勝ちがないままオープンまで制してしまった。血統的にはラブミーチャンのおじになる。
ケイプダイバーもフレッシュチャレンジを勝ったのみ。3番手追走から、直線粘る2着馬をゴール前で突き放した手ごたえにはまだまだ余裕があった。
◎リカチャンス
◯ウィードパワー
▲サンレイレーザー
△レイモニ
△イッシンドウタイ
△ケイプダイバー