園田ジュニアカップを制したオオエライジン、ライデンリーダー記念を制したコアレスバトラーと、兵庫と笠松の2歳チャンピオン対決の様相。
地の利もあり、デビューから4戦全勝のオオエライジンを本命に。単勝では3番人気にしかならなかった園田ジュニアカップだが、スローに落としてレースを引っぱり、直後につけた1番人気のグリーンアイズが3コーナー手前で仕掛ると、自身もゴーサインを出して並びかけさせず。直線では叩き合いになるかに思えたが、まったく寄せつけずに突き放し、2馬身半差をつける圧勝。まだまだ底を見せていない。
コアレスバトラーのライデンリーダー記念は、中団追走から4コーナーで先頭に立つと、直線で抜け出し完勝。その後、年明け3戦して勝ち星はないが、中央挑戦と地元では古馬の上級クラスとの対戦だけに仕方ない。使い詰めは心配だが、強いメンバーに揉まれて力をつけている可能性はある。
そろそろ人気を落として一発あってもおかしくないのがリジョウクラウン。スタート後は後方を追走し、向正面からロングスパートという脚質だけに、展開に左右される面は否めないところ。ペースが向いてまくりきれれば一角崩しの可能性も。
モエレウェバリングは、昨年7月デビューですでにキャリア16戦。ライデンリーダー記念2着で、前走は古馬B級8組を勝利。3歳のこの時期に古馬中堅クラスを負かす実力があれば、同世代同士の重賞なら勝ってもおかしくはない。
マルヨキャプテンは、昨年11月のデビュー戦こそ5着に敗れたものの、その後1、2、1、1着。同世代のトップクラスとの対戦はこれが初めてになるが、ここ2戦は完勝という内容。力をつけてきている可能性はある。
◎オオエライジン
○コアレスバトラー
▲リジョウクラウン
△モエレウェバリング
△マルヨキャプテン