NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
マンオブパーサーが断然だ。船橋から転入して5戦、地元勢には先着を許しておらず、サマーチャンピオンJpnIIIの3着もスーニに3/4馬身先着してのもの。2500メートルは未経験だが、力差でカバーできるだろう。3歳時のダービーグランプリGI勝ちや、大井の金盃で3着など2000メートルでの実績から、むしろ差は開く可能性も十分に考えられる。
相手筆頭はミヤノオードリー。重賞でも常に上位争いを演じており、8月の韓国岳特別以降、地元勢で先着されたのがマンオブパーサーだけとあれば、今回もマンオブパーサー以外には負けられないところ。ただこうした立場の馬は、断然人気馬に真っ向勝負にいって惨敗というケースもあるだけに、馬券的な狙いは悩むところ。
コスモシェアトも堅実な成績が目立つ。今年3月に浦和から転入して以降、11戦して3着を外したのは2回のみ。ただ、A1特別では1勝のみで、なかなか勝ちきれないレースが多いだけに、今回も2着、3着争い。
ワンパクメロもコスモシェアト同様に、出走するほとんどのレースで3着以内と安定した成績。近走勝ちきれないレースが続いているところまで似ている。同様に連下争いまで。
荒尾の2000メートル重賞では断然の成績を誇るタニノウィンザーだが、昨年のこのレースではやや離されて7着。今年もどこまで上位に迫れるか。
◎マンオブパーサー
○ミヤノオードリー
▲コスモシェアト
△ワンパクメロ
△タニノウィンザー