NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ともに近走連続連対の、高知のバンクレイか、地元福山のウォーターオーレかという争いだろう。
ここは、金曜日に5勝を挙げ勢いのある赤岡修次騎手のバンクレイドに期待してみたい。バンクレイドは南関東ではB1B2の特別勝ちまで。1年以上の休養のあと復帰したが勝ち星を挙げることができず、高知に移籍した。高知のA級上位の組ではなかなか勝てなかったが、最下級クラスまで落ちたらさすがに快進撃。昨年10月から13戦連続連対。B1級まで勝ち上がってきて、なおさらに上を望めそうな勢いだ。
対するウォーターオーレは、中央ではオープンまで出世した実力馬。福山転入後は、4戦3勝、2着1回と、まだ底を見せていない。ただその3勝がいずれも1600メートルだったのに対し、一度の敗戦が福山1250メートル戦というのが気になる材料ではある。
逆にこの距離がよさそうなのがユーガットテースト。兵庫から福山に転入して以降、A2~A1で11戦してわずかに1勝しか挙げていないが、それが1250メートル戦だった。
コロネットは前々走のA1特別でユーガットテーストからコンマ4秒差の4着。A1特別での勝ち星もあり、上位争いにからめるかどうか。
◎バンクレイド
○ウォーターオーレ
▲ユーガットテースト
△コロネット