NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
12月2日の園田金盃は、JRAに移籍した小牧太、岩田康誠、赤木高太郎の3騎手が勢揃したこともあって見ごたえのあるレースだった。中でもハスフェルの赤木騎手は、最後方追走から3~4コーナー大外をまくってきて直線抜け出すという豪快な勝ち方で圧倒した。
今回ハスフェルは、その園田金盃からプラス1キロの57キロ。直線追い込んで3/4馬身差まで迫ったバンバンバンクは据え置きの56キロ。ハスフェルには前回展開が見事にはまったことも考えて、今回はバンバンバンクを中心にする。昨年54.5キロで制したこのレース以降勝ち星がないが、秋からは復調気配で惜しいレースを続けている。縁起のいいこのレースで連覇といきたいところ。
園田金盃では早め先頭から3着に粘ったキヨミラクル、4着のカラテチョップも差はない。この2頭も据え置きの55キロ。展開次第で、上位4頭は着順が変わってもおかしくない。
別路線組では牝馬のキーポケット。昨年は福山牝馬特別、兵庫サマークイーン賞と、牝馬同士の重賞を2勝。牡馬一線級との対戦ではちょっと足りない感じだったが、12月9日のA1特別では牡馬を相手に最後方から3~4コーナー大まくりで直線抜け出した。このメンバーでも上位食い込みを狙う。
◎バンバンバンク
○ハスフェル
▲キヨミラクル
△カラテチョップ
△キーポケット