NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
古馬重賞は3日にも名古屋記念が行われるが、新春盃は、それに次ぐクラスの馬たちが出走する重賞。
3歳時に駿蹄賞を制したクロスウォーターに、古馬重賞初勝利の期待がかかる。09年後半は北海道に所属し、オープンを1勝。負かした相手は、2歳時に兵庫ジュニアグランプリGIIIを制したモエレソーブラッズだった。北海道のシーズン終了後に名古屋に戻り、A2特別で2着、1着と好走。A4戦をようやく勝った春あたりより確実に力をつけた。
ハードインパルスは09年5月にB級格付けで尾張名古屋杯を制し、秋には金沢のオータムスプリントカップ2着、そして笠松のスプリントを制した。実績では最上位だが、ここ3戦の敗戦が気になるところ。勢いの違いでこちらを2番手とした。
ケイウンヘイローは荒尾から転入し、名古屋では10戦未勝利だが、A2~A1で3度の2着がある。馬券圏内を争う力は十分にありそうだ。
名港盃4着があるシーグランジャーは、A2特別で常に好走する力があり、ここ3戦も連続2着。今回のメンバーなら上位に食い込む可能性はある。
エイシンイッキは、中央1000万下から笠松に転厩し、緒戦のA2特別で勝ち馬からコンマ6秒差の5着。上積みがあれば、上位争いにも加わってきそうだ。
◎クロスウォーター
○ハードインパルス
▲ケイウンヘイロー
△シーグランジャー
△エイシンイッキ