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斎藤修NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。

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【11/6高知・黒潮マイルチャンピオンシップ】ゲイリーかジョインアゲンか
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 ゲイリージュピターか、ジョインアゲンか、この2頭の争いとなりそう。
 ゲイリージュピターは、兵庫から転入してB級特別からA級特別を連勝。特に前走のA級特別では、1番人気のフサイチバルドルを半馬身差でしりぞけ勝利。フサイチバルドルといえば、黒船賞JpnIII3着のほか、福山の西日本グランプリも制した活躍馬。これを差し切って勝っているのだから相当に力がありそうだ。
 ジョインアゲンは、夏からのダートグレード挑戦はいずれも惨敗だったものの、一線級の馬たちとのレース経験はやはり貴重なもの。その成果が、前走10月24日のオパール特別でロマンタッチに7馬身差をつける圧勝という結果につながった。
 この2頭に食い込めるかどうかというのが、黒潮菊花賞を制して高知3冠馬となったグランシング。3歳同士だけでなく、古馬との建依別賞で2着に食い込んだ実力は確か。2キロ軽い斤量でどんなレースができるか。
 ケイエスブーケは4月から15戦連続連対中。前走でC1特別勝ちまでだが、底を見せていないだけに初めてのオープンクラスとの対戦でどこまで迫れるか。連続連対を続けているとはいえ、下級条件で圧倒的存在というわけでもないので、勝ちきるまでは難しいだろう。あくまでも上位のどれかが崩れたときの連下候補。
 ロマンタッチは、重賞クラスでは壁が見えてきた感じ。まくってくる脚質だけに、展開が向いたときに馬券圏内に食い込めるかどうか。
 いずれにしても上位3頭の争いだろう。
 ◎ゲイリージュピター
 ○ジョインアゲン
 ▲グランシング
 △ケイエスブーケ
 △ロマンタッチ

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2009/11/05
重賞予想

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