NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
スパイナルコードの勢いが止まらない。今年5月から突然連勝するようになり、トレノ賞、建依別賞を含め目下5連勝中。その5連勝は1400メートル以下だが、以前の成績を見ると、出走回数こそ少ないものの、距離延長がマイナスということもなさそう。3歳時には同距離の高知優駿で圧勝している。
相手にはジャガージャック。今年7月に北海道から転入してしばらくは馬券にからめなかったが、ここ3戦はA級で1、2、1着。前々走の2着は、スパイナルコードとは1馬身半差だけに、その着差をどこまで詰められるか。ただ当時4キロ差あった斤量が、今回は同じ55キロになるため、逆転までは難しそう。
マリスブラッシュは、一昨年のこのレース2着で、今年は黒潮スプリンターズカップを勝利。上記2頭に割って入るなら、重賞実績のあるこの馬だろう。
昨年12月以来勝ち星から遠ざかっているロマンタッチは、ハイペースで前がつぶれる展開になれば一発がありそう。
今年1月以来勝ち星がないダンシングパールだが、常にA級で上位争いしているだけに連下に食い込む可能性はある。
◎スパイナルコード
○ジャガージャック
▲マリスブラッシュ
△ロマンタッチ
△ダンシングパール