NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
1400メートルなら今回もベストタイザンが力を発揮する。笠松グランプリを勝ったときは5番人気と伏兵評価だったが、9月18日に地元園田の得意のこの距離で2着に負けてから調子を落としていたためのもの。その笠松グランプリは4コーナーで外に膨れながらもゴール前で伸びての差し切り勝ち。着差以上に強いレース内容だった。前走の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIは度外視で、本調子でこのメンバーが相手なら負けるわけにはいかない。
相手はストライクリッチ。笠松転入後12連勝で臨んだ前走笠松グランプリは、スタートでつまづくような感じでダッシュがつかず、中団よりうしろに置かれてしまった。向正面で位置どりを上げるときにかなり脚を使っていたようで、厳しい展開になった。すんなり先行できれば、ベストタイザンの末脚を封じられる可能性もある。
チョウカイロイヤルは、前走名古屋記念こそ6着だったが、中央からの転入3戦目となった前々走、名古屋1400メートルのオープン(A1)勝ちの実績。エイシンイッパツは中央から転入初戦の前走A2特別を快勝。サンダードルフィンは格下ながらここ5戦で4勝。この3頭がベストタイザン、ストライクリッチの間に割って入れるかどうか。
◎ベストタイザン
○ストライクリッチ
▲チョウカイロイヤル
△エイシンイッパツ
△サンダードルフィン