NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
上は58キロから、下は3歳牝馬の50キロまで斤量差があり、力の比較も難解な一戦。
ここは船橋から転入緒戦のドラゴンシャンハイから。1000メートルは4戦4勝とパーフェクトで、南関東ではB級勝ちまでしかないが、まだ底を見せていない。休養が何度もあり、順調には使えていないようだが、掲示板を外したのは3歳時の黒潮盃(11着)のみ。4月1日、船橋での5カ月ぶりのレースも快勝しているだけに、6月の北海道スプリントカップJpnIIIに向け負けられない一戦。
05年に兵庫ジュニアグランプリGIIIを制したモエレソーブラッズが、中央、大井を経由して今シーズンから北海道に戻ってきた。昨年6月に大井で1200メートルのオープン特別を勝っているだけに、ここでも能力上位。
サクラグッドラックは、転入緒戦となった赤レンガ記念こそしんがりに敗れたが、もともと短距離を中心に使われていた馬。叩き2戦目でどんなレースを見せてくれるか。
生え抜きのアドミラルサンダーは、一昨年のこのレース2着で、昨年は3着。さらに上の着順を目指したいところ。
昨年秋の道営スプリントを制したセイウンドーバーは、これが今シーズン緒戦となるだけに、どこまで馬体ができているか。
北斗盃を制したラブストレングスは、この時期の3歳馬が古馬との対戦ではいかにも厳しそうだが、50キロの軽量を生かしてどこまで。
ドラゴンシャンハイ、モエレソーズラッズの力が抜けていそうだが、休み明けや、休み明け2戦目の馬たちが激走して波乱の目もありそう。
◎ドラゴンシャンハイ
○モエレソーブラッズ
▲サクラグッドラック
△アドミラルサンダー
△セイウンドーバー
△ラブストレングス