NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ホッカイドウ競馬もいよいよ29日からシーズンがスタート。最初に行われる重賞が、3歳三冠の第1弾となる北斗盃。
大井から移籍のガンバルへクターを除く全馬が休養明け緒戦。昨シーズンの力関係がそのままということもないだろうが、やはり1000メートルの2歳オープン戦を連勝して2歳シーズンを終えたディアダンサーの実績がひときわ目立つ。1分1秒前後の持ちタイムもまずまず。重賞勝ちこそないものの、先着された馬たちの多くが中央や南関東などに移籍してしまっていることを考えれば、この馬が残った馬たちの中でトップに立つ可能性は十分。
多くがここまでに何戦か経験している馬たちだが、未知の魅力があるのが1戦1勝のヴォルテージ。1分1秒8という勝ちタイムもデビュー戦ならまずまずで、成長分があれば1秒以上は縮められるだろう。
持ちタイムということでは、11月13日のフルーツ王国よいち賞の1、2着馬スプリンガーハナコとバンブーエルトリが1分ジャストでメンバー中最速。
昨シーズンの成績からはこの4頭の争いとなりそうだが、休み明けだけに当然のことながら馬体重やパドックの気配を見てから馬券を決めたい。
◎ディアダンサー
○ヴォルテージ
▲スプリンガーハナコ
△バンブーエルトリ